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Daniel Lanois / Rockets

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2004年にDaniel LanoisのHPの通販もしくはコンサート会場などでだけで販売されていたCDの一般流通盤。

D. Lanoisといえばプロデューサー、Brian Enoとの共通プロデュースによるU2のアルバムだったり、Peter Gabrielのアルバムだったりの方が有名だったりする訳ですが、その根っことも言える自らの音楽感を体現したソロ・アルバムもなかなか素敵な出来だったりしてます。

このアルバムは公式海賊版とも言えるアルバムとの事で、デモ・トラックやリハーサル・ライブ音源、別テイクなどが収められた未発表曲集であります。インストゥルメンタルな曲調を思い浮かべてしまいがちなD.Lanoisですが、このアルバムではほとんどの楽曲にてその歌声が聴く事が出来ます。綺麗な声質の歌声では決してないのですが、素朴で牧歌的ではあるけれどどこか陰りを見せるそのヴォーカルには引かれる所があります。

これまでのアルバム作品群達、「Shine」や「Acadie」、最新作である「Belladonna」等からの曲がアウトテイク的な装いで再びこのアルバムに収録されていますが、そのどれもが原曲よりもよりラフで粗削りで、その曲の核に近い姿で演奏・収録されていると思います。

このアルバムの目玉はやはり大御所Wille Nelsonのアルバム「Teatro」のアウトテイク「Stomy Sky」の再録なんでしょう。スティール・ギターの乾いた音が鳴り響きW.NelsonとEmmyulou Harris、そしてD.Lanoisの声が重なり広がってゆくその様はまさに(その方面にまるで明るくない)私などが頭に思い浮かべるアメリカ南部音楽そのまんまな印象を受けました。これがアウトテイクなのか、W.Nelsonの「Teatro」を聴いてみたくなったり。

この人のアルバム全てに共通するスチール・ギターの乾いた音色と、B.Enoとの共作で培ったであろう、その楽曲の行間にある音の残響・響き・余韻には豪華さや派手さはまるで無いのだけれども、静かにジワジワと心に染み入ってきます。

もちろんオリジナル・アルバムの方を先に聴くべきではあるんですが、このアウトテイク集もちょっと気が向いたら聴いて欲しいと思う一品でありました。
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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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