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King Crimson / Three Of A Perfect Pair

Three of a Perfect Pair: 30th Anniversary
King Crimson
WHD (2006-03-14)
売り上げランキング: 135625

同じメンバーで製作されたのが3枚目となる、第4期クリムゾンのラスト・アルバム。

King Crimson line-up 4
第4期クリムゾン

Three Of A Perfect Pair : スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー
10th album : 1984

Side A
1 : Three Of A Perfect Pair : スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー
2 : Model Man : モデル・マン
3 : Sleepless : スリープレス
4 : Man With An Open Heart : マン・ウィズ・アン・オープン・ハート
5 : Nuages(thet Which The Passes;Passes Leke Clouds) : ヌアージ

Side B
1 : Industry : インダストリー
2 : Dig Me : ディグ・ミー
3 : No Warning : ノー・ウォーニング
4 : Larks` Tongues In Aspic Part III : 太陽と戦慄 パート3

Personal :
Adrian Belew : Voice,Fretted and Fretless guitars
Robert Fripp : Guitar
Tony Levin : Bass,Stick and Background Voice
Bill Bruford : Acoustic and Electric Drumming

前作よりは4人の均衡を取り戻したように感じられつつも、「ディシプリン」時にあったバンドとしての強固な結束は見られず、全体として出来不出来の差が激しいデコボコとした印象のあるアルバムだと思っています。

この時期や第5期のライブにおいても、重要な位置を占めることとなる楽曲の「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー」や「スリープレス」などは、普通に造れば単純なポップ・ソングになるはずの曲に、無理矢理ともいえるようなこの時期特有のリズム&ギター・フレーズを叩き込んで、クリムゾン流ポップ・ソングの解釈と言えるヒネったポップに仕上がっています。この2つはこのアルバムの中で飛び抜けて(って言うか、ほかの曲のレベルが低すぎるのでっていうのも、勿論あるんだけれども(苦笑))優れた楽曲となっています。

「ノー・ウォーニング」は当時のライブで、R.FrippがFrippertronicsを一人奏でるところから始まり次第に他のメンバーが出てきてフリーな音を重ねていくといった、トップを飾るインプロヴィゼイションとなっており、フリーな骨組みだけを持ったインプロ向けの曲となっています。

ただし、これ以外の楽曲が個人的にどうしても好きになれないんです。どれもクリムゾンの水準に満たない楽曲としてしか思えません。「インダストリー」?「ディグ・ミー」の流れはインダストリアル・ミュージックのクリムゾン流解釈とも言えなくもないんでしょうが、こー言っちゃぁ身も蓋もないと思うんですが、生理的に嫌い。

クリムゾン・ファンなら誰もが注目するであろう「太陽と戦慄 パート3」。この曲は「太陽と戦慄 パート1,2」をエッジを立てて音の整理をキレイにまとめ、第4期クリムゾン流の解釈をしたもの...と言いたいところなんですが、曲のラストがダダ漏れのような締まりの無い、ノペ?とした感じの終わり方になってしまっているため、曲がどうにもこうにも非常にユルいものになってしまっています。曲のラストがビシッと決まっていれば、この曲は「太陽と戦慄」の正当な第3作目となっていたんじゃないかと思える、「終わりよければ総てよし」の逆がピッタリ当てはまるような非常にもったいない感じの一曲。

よく言われるように「三部作にて終わらせるつもりだった」らしく、このアルバムにて、いつの間にか第4期キング・クリムゾンは解散してしまいました。

と、思っていたら。



2006/12/27 追記
King Crimson30周年記念リマスター・アルバムとしてこのアルバムが発売された際に、完全未発表曲としては「Industrial Zone A」「Industrial Zone B」「Sleepless (Tony Levin Mix)」の3曲、またシングル「Sleepless」に収められていたミックス違いが2曲、既出の「The King Crimson Barber Shop」の計6曲がボーナス・トラックとして収録されておりました。

「Industrial Zone A」「Industrial Zone B」の2曲はこの時期の数少ない録音されたインプロ曲であり、聴けるだけでもありがたやって感じです。長いインプロの一部を切取ったようなものなので、このインプロ、たぶん全編延々と聴き続けても私的にはオッケーです(笑)。

このアルバムは私がKing Crimson初体験したアルバムでして、それは別にイイんですが、この次に買ったのが確か『In The Wake Of Poseidon』、『Three Of A Perfect Pair』との落差にがく然とした思い出があります。「同じバンドなのになんでこうも違うの!?」

でもまぁ、あんまり小さい事には拘らないといいますか、どうでも良く感じちゃう方なので、その後もボチボチとアルバムを集めてました。そういや『Red』は後輩から1,000円で買ったんだっけ、今思い出した。

その当時、こんなサイトを立ち上げるなんて夢にも思っていませんでした。友人宅で他のアルバムは聴いてはいましたが、自分で購入した『Three Of A Perfect Pair』と出会っていなければ、今みたいにKing Crimson・R.Fripp関係で散財していなかったのかなぁ?、なんて遠い目をしてみたり。

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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