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King Crimson / A Young Persons' Guide To King Crimson

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第3期クリムゾンが解散した後に発表されたバンド初の2枚組ベスト・アルバム。『Lizard』を除くスタジオ・アルバムから重要な曲がバランス良く選曲されています。

A Young Persons` Guide To King Crimson(1975)
ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・キング・クリムゾン(1975)

1st『In The Court Of Crimson king』?7th『Red』

Disc 1
1:Epitaph
 (a)March For No Reason
 (b)Tomorrow And Tomorrow
2:Cadence & Cascade
3:Ladies Of The Road
4:I Talk To The Wind
5:Red
6:Starless

Disc 2
1:The Night Watch
2:Book Of Saturday
3:Peace - A Theme
4:Cat Food
5:Groon
6:Coda From Larks' Tongues In Aspic, Part I
7:Moonchild
 (a)The Dream
 (b)The Illusion
8:Trio
9:The Court Of The Crimson King
 (a)The Return Of The Fire Witch
 (b)The Dance Of Puppets

気になるところは何と言っても、プレ・キング・クリムゾンとでも呼ぶべき、Giles,Giles & FrippからKing Crimsonへの移行期とも言える最初期に在籍していたJudy Dibleによってヴォーカルがとられている別バージョン「風に語りて」と、クリムゾンのセカンド・シングル「キャット・フード」のB面曲「グルーン」の2曲の未発表音源でしょう。

「風に語りて」はアルバムに収められていたバージョンとは違い、叙情的な陰に隠れた狂的なものは姿を見せず、非常に牧歌的であり、女声ヴォーカルといったことも手伝って心地よい浮遊感のある仕上がりの楽曲になっています。また、ライブ版としては「アースバウンド」に収められている「グルーン」はGiles,Giles&Frippのメンツにて収録された、コワれたジャズ・ロックとでもいうべき曲。

現在発売されているベスト・アルバム(注:『The Essential King Crimson Frame By Frame・紅伝説 1969-1984』の事、随分の前の記事です。)にはスタジオ録音による未発表曲といったものは収録されていない(←「ザ・キング・クリムゾン・バーバー・ショップ」はもちろん除く(笑))し、現在ではこのアルバム自体も廃盤とされています。そんなわけで、上記の未発表曲2曲はこれ以降のベスト・アルバムには収録されていないということになるので、このアルバムの価値は必然的に高くなります。私も探し回ったあげく、中古レコード屋でCD版を見つけ、即ゲット。もうずいぶん前なので、その時は安く手に入れられたので良かったのですが、今じゃ結構高く売ってるとこもあるんだろーなぁ。



2007/01/18 追記
上でも書きましたが、これまでのベスト盤には収録されずにいた「I Talk To The Wind(風に語りて)」と「Groon(グルーン)」の2曲ですが、「Groon」は1991年に発売されたベスト『The Essential King Crimson Frame By Frame 紅伝説 1969-1984』に収録されました。

上のアルバム紹介はブログ以前に稼働していたウェブ・サイトに載せたもで、これをいつ書いたかは覚えていないのですが、『?Frame By Frame』に収録されていた「「ザ・キング・クリムゾン・バーバー・ショップ」はもちろん除く」なんて書いていますから、「?Frame By Frame」が発売された後に書いたものでしょう、当時から間違えておりました、スマンです。

またJudy Dyble版「I Talk To The Wind」はこのベスト以降のKing Crimson名義のベスト盤などには収録はされておりませんが、Giles,Giles & Frippのアウトテイク集『The Brondesbury Tapes』に収録されました。たぶん同じヴァージョンだと思います。

初心者の方が買うべきKing Crimsonのベストとしては、(現在進行形なので“取りあえず”の)クリムゾン通史を俯瞰で眺められ、かつ2枚組みと”コンパクト”(←強調(苦笑))にまとめられている、先日発売されたばかりの『Condensed 21st Century Guide To King Crimson: 1969-2003 濃縮キング・クリムゾン』が良いのでしょう。しかし、私としては初めて買ったKing Crimsonのベスト盤という事もあり、このアルバムは非常に思い入れが強いものがあります。『宮殿』から『レッド』までの曲がバランス良く、しかも入れるべき曲がちゃんとコンパクトに入れられているといった点でも好評価なベスト・アルバムです。

後に多発、もとい乱発、いやマジで本当にベスト盤出し過ぎですよ、だから守銭奴とか言われty(以下略)。閑話休題。自分の思い入れ視点だけで言えば後に乱発されるベスト盤は飛ばして、この『A Young Persons'?』と、Line-up 4以降がまとめられたベスト『The 21st Century Guide to King Crimson Vol. 2: 1981-2003 真紅伝説 Vol.2』のスタジオ・サイドDisk-1、3を持っていれば良いんじゃないかと思っちゃいます。

だがしかし、『A Young Persons'?』にはKing Crimsonの代表曲「21st Century Schizoid man」は入っていない(R.FrippはKing Crimsonの亡霊から逃れる意味も含め意図的にこの曲を抜いたのではないかと邪推しております)し、『The 21st Century Guide to?Vol.2』には私的大傑作アルバム『The ConstruKction Of Light』からの曲がゴッソリと抜け落ちちゃっているし、etc、etc...、ア?、やっぱりオリジナル・アルバムで揃えろって事か、そうかそうなのか。

ベスト・アルバムの話してたらこんな結論かよ>俺(苦笑)。

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

comment

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実は俺、一番良く聴いたクリムゾンはコレかもしれん。
確かに曲のバランス、流れとも最高にいいんだけど、Disc 2の曲をちょっと編集し過ぎた感も。戦慄pt. 1は1分位じゃなかった?
いずれにしろ「オリジナルを揃えろ!」ってことですな。

>>たまちよさん

クリムゾンの場合、一曲一曲が長いしね、特に名曲と言われるものは長い傾向にありますのでベスト・アルバムを造ろうとすると必然的に曲数を減らして丸々入れてるか、エディットして多くの曲を入れるかどっちかになっちゃいますね。どっちかって言えば前者を取りたいんだけどもそれじゃ代表作を集めるって云う役割をだいぶ失うし、難しい話です、全く。

戦慄part Iのコーダは2分ぐらい、でも後のベストになると編集作業はさらに進み「Starless」や「Fracture」やら何やらにまでばっさばっさ大鉈振るわれてるんだもの、ちょっと...なぁとは思います。

ま、買っちゃうんだけども。

このベスト、バランス良いんだけど、再発はもはや無いんだろうなぁ。
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