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John Wetton / Voice Mail

バトル・ラインズ(紙ジャケット仕様)
ジョン・ウェットン
ユニバーサルミュージック (2007-10-24)
売り上げランキング: 124559

1994年に発表されたJohn Wettonの2ndソロ・アルバム。

1980年に発表された1st・ソロ・アルバム「Caught In The Crossfire」から14年ぶりの2nd・ソロ・アルバムとなる今作品、King Crimson?Asiaを経て発表されたソロ・アルバム、音の方はやはりAsiaに近いポップソングの詰まったアルバムなのですが、逆にJ.Wettonの理想とするプログレ + ポップをあの「J.Wetton (ex.King Crimson、UK) + Geoff Downes (ex.Yes、Buggles)) + Steve Howe(ex.Yes) + Carl Palmer(ex.EL&P)」なんていう、今考えても相当に濃ゆいメンバーにて展開させた結果がAsiaだと思うので近くて当然だと思います。

近いとは言え、Asiaをより叙情的に、アメリカ録音という事も手伝ってかサウンドはデジタル・シンセやら何やらで分厚くといった具合に良く言えばゴージャスな、悪く言うと下世話な感じに(←どちらにせよ貶している訳ではなく良い意味で、です)仕上がっているこのアルバム、ではありますがJ.Wettonのソロ・アルバムでは一番好きなアルバムであります。

J.Wettonの類いまれなる説得力のある力強いヴォーカル、それが聞けさえすればオール・オッケーと思ってしまう程この人のヴォーカルは大好きなのでありますが、このアルバムではAsiaほど大風呂敷きを広げずもうちょっと個人的な視点での楽曲造りが行われているように感じたりします。

このアルバム以降のソロ・アルバム『Arkangel』や『Welcome To Heaven』ではポップさは若干後退して暗く陰鬱な作風の曲が多くなってしまい、今ではちょっと手が延び辛いアルバム達ではあるのですが、翻ってこの『Voice mail』はWetton節が伸びやかに明るく、陰ではなく陽の部分が出ていて、またバラードも陰々滅々とはせず力強さも見せるような佳曲揃い、いまだに聞き返すアルバムになっています。今でもふとした拍子に頭の中にM-10「You're Not The Only One」のメロディとサビが流れます。この曲はアルバムを代表する力強きバラード、良い曲です。M-6「Sea Of Mercy」もイイ曲なんだよなぁ。

ウチのブログとしてはRobert Frippがゲスト参加している(M-1「Right Where I Wanted To Be」)事に注目しなきゃイカンとは思うのですが、それはアルバムの出来には殆ど関係無いような...。Guitarとクレジットはされていますが、Frippertronicsがヒョロヒョロと鳴っている程度、J.Wettonの久々のソロに対する御祝儀的に感じちゃうお仕事。ちゃんとソロ弾いてくれ>R.Fripp御大。R.Fripp目当てで購入したアルバムでは無かったので良かった(笑)のですが、「ま、そんな事もあったわな」と前向きに無視してこのアルバムを楽しむのが吉だと思います。

プログレ時代のような「○○分の大作!」やら「ドラマチックな展開が!」なんていうものはありませんが、4分前後にコンパクトに収められた良質なポップソングが満載なアルバム、King CrimsonやUK、Asiaを経てJ.Wettonのソロに手を伸ばすならまずこのアルバムをお勧めしたいです。

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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