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Kate St. John / Indescribable night

Indescribable Night
Indescribable Night
posted with amazlet at 08.12.02
Kate St. John
United States Dist (1995-07-25)
売り上げランキング: 533032

我が愛しの天使Kate St. John様の1stソロ・アルバム。

Indescribable night (1995)

1:There Is Sweet Music Here That Softer Falls
2:Paris Skies
3:Now The Night Comes Stealing In
4:Fireflies
5:Le Premier Bonheur Du Jour
6:Green Park Blues
7:Wherefore Art Thou
8:Variety Lights
9:On The Bridge
10:Indescribable Night
11:Distant Trains
12:Shadows Of Doubt
13:Chat Voyeur
14:My Goodbyes
15:For The Love Of You
16:Your Promised Land

この人の事に関してはちょっと冷静に書き込む事が出来ません。Faye Wongや鬼束ちひろなどに対しては「萌え」という表現をよく使っている私ですが、Kate St Johnに対しては萌えなどという事はもう不敬にあたりそうで使う事なんて出来ません。まさに崇拝しているといっても過言じゃありません、マジで。

私にとってKate St Johnというヴォーカリストは「元Dream Academyというバンドに在籍し、解散後はVan Morrisonのツアー・メンバーを務め云々」といった文言はまったく必要としません(キッパリ)。

ご本人としてはDream Academy時代からV.Morrisonのツアー・メンバー、そして数多くのセッションの全てをOboe/Sax奏者として参加・活動している為、ヴォーカリストとだけ言われるのは不本意な所もあるかもしれませんが、この人の様な滑らかなビロードのような深みの有る暖かさを持ったヴォーカリストを私は他に知りません。

Saxプレイヤーとしても一流の腕を持っているのですが、この人にハマッたきっかけはやっぱりこの美しい声だったし、今でも私としてはKate St. John = ヴォーカリストという認識を持ち続けています。

このアルバムを手に取るきっかけとなったのがBrian Enoの弟Roger Enoとの共演作「Roger Eno With Kate St John / The Familiar」(←ブログ内リンク)でした。当初からB.Enoのファンであった私は、その弟もミュージシャンでありアルバムも出しているらしいという情報を知り興味を覚え、レコード屋で探していたところ手に取ったのが「The Familiar」でした。

帰宅しCDを聴いた所、当初の目当てだったR.Enoの事はどっかに行っちゃって(イヤ、メインの作曲はR.Enoだったし、クラシックな味付けのこのアルバム自体の質も高かったのですが)、数曲でボーカルを務めるKate St Johnの美声にやられまくっておりました。

もともと歌を歌えるとは思ってもいなかった彼女がヴォーカルを務めるようになったのが、R.Enoの「どうして?君はとても良い声をしてるのに」(2ndアルバム「Second Sight」ライナーより)と言われたのがきっかけだそうで、その意味でもR.Enoには足を向けて寝られません。イヤ、どっちにいるかは知らないんだけれども。

そして彼女の情報を探そうにも93?4年当時、インターネットなんてものには手は届かず、音楽雑誌にもそれらしき情報は皆目見当たらず悶々としていた所、94年にはR.Eno・Bill Nelson・Laraaji・たちばなまゆみ、そしてKate St Johnによるスーパーバンド(←私的には、ね(笑))・プロジェクト「Channel Light Vessel / Automatic」が発売され、それで咽喉の渇きをいったん落ち着けたりしていました。このアルバムもイイよ。

そして、ようやく、もう本当に「満を持して」って言葉がピッタリくるくらいなタイミングで95年に発売されたのが、初のソロ・アルバムとなるこの「Indescribable night」でした。

CDデッキにおき、アルバムを一聴した瞬間にもう涙が出るかと思うくらいに心にしっとりと、そしてしっくりとくるアルバム、こんなアルバムとの出会いなんてそうそうあるもんじゃありません。

一曲目の「There is Sweet Music Here That Softer Falls」から、もうその包み込まれるような優しい歌声を堪能する事が出来ます。もともと音楽学校出身でクラシカルな素養のあった彼女の手によって殆どの曲が作詞作曲されているのですが、この曲は特にその流れるような、たゆたうような美しい曲が、自身のoboeやゲストによるハープ、ストリングス、そして美しい歌声によって構築されている様はまさに美しいの一言。M-7「Wherefore Art Thou」やM-15「For The Love Of You」も彼女の歌声を満喫出来る曲、ステキです。

M-2「Paris Skies」はちょっと趣向が変わって、曲名の通り名フレンチ・ムード・ポップスの様を擁しており、これもグー。雨の調べが似合いそうな一曲。

M-3では学生時代にバンドを一緒に組んでいた(!)というVerginia Astleyと共作&共演をしており、ここではV.AstleyはVo&Pianoで参加しています。線の細く高い位置でのヴォーカルのV.Astleyとのデュエットはこれまたイイ感じに仕上がっております。

クラシカルなインストゥルメンタルM-4「Fireflies」を挟んで、フランスのシンガーソング・ライターFrancoise hardyのカヴァー曲「Le Premier Bonheur Du Jour」へと続きます。シャンソンの香りも持ちつつ、あくまでもクラシカルなアレンジとなっています。

M-5「Green Park Blues」ではPianoを担当するGeorgie Fameとのデュエットを聴かせる気だるくもシブいジャジーな一曲。ッつーかG.Fameって誰?イヤ激しくオマエの声が邪魔だと思ってしまった私はファン失格なのかな?

そしてアルバムのタイトル・チューンでもあるM-10「Indescribable Night」、PianoとFluteに導かれ流れてゆくスローテンポなこの曲は、か細くも暖かく包み込むようなKate St Johnの歌声により、崇高な光に包まれた聖歌の様でもあります。

全編を通して言えるのは、この言葉は安っぽくなり過ぎた感が強くて使いたくは無いのですが、このアルバムはまさに私にとっての「ヒーリング・ミュージック」であります。イヤな事があった時でも、心がブルーになっている時でも、このアルバムを聴くと心が柔らかくなり肩の力もフッと抜ける、そんな暖かさを持ったアルバム、それが「Indescribable Night」です。

このアルバムや2ndなどのKate St Johnのアルバム達が世界でバカ売れして欲しいとかそんな事はちっとも思わないのですが、その前にいつになっても発売されない3rdアルバムの事を考えると、「もしや1st・2ndが売れなかった為に3rdが出ないのか?」などという邪推も生まれてしまうので、そういう意味では今からでも少しは売れて欲しいなぁ。

という訳で、この人の3rdアルバムを聴くまでは死ねないと心に決めました。これでまた長生き出来そうです(←?)



2006/03/07 追記
Kate St. John様の公式サイト「KATE ST JOHN」には軽めの近況報告が載っているのですが、Golliraz、BlurのDamon Albarnと2007年後半初演予定のオペラに取り掛かっていたり、Leonard Cohenのトリビュート・ライブ「Came So Far For Beauty」に参加したり、さまざまなセッションに参加したり、なんてことが記述されています。

また、今はもう記載されておりませんが、以前のサイトには

Details of Kate's solo albums Second Sight and Indescribable Night, and of her recent recordings with Channel Light Vessel and Roger Eno can be found below. Her label All Saints (UK) is planning to release a compilation of Kate's very best music in late 2004 or the first half of 2005

なんていう風に「2005年の上半期にはベストが出るよ」なんて事が書かれていました。ですがね、今はもう2007年なんですが...、どうなっているんでしょうか。

ま、公式に発売されているソロ/ちょっとしたセッションなどは除いたメイン・コラボなどは殆ど持っているため(数少ないしね)、ベストが出ても「もー持ってるよ!」状態なのではありますが、それでも好きなアーティストですしね、欲しい欲しい。

いやいや、そんなベストより何よりももいまだ噂も聞くことの出来ない3rdアルバム、もう作る気が無いのかしらどうなのかしら?セッション活動も良いけれど、やはりあの美しい声による新たなソロ・アルバムをぜひ一つお願いします。

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