スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

King Crimson / B`BOOM Official Bootleg Live In Argentina 1994

B'Boom: Official Bootleg - Live In Argentina 1994
King Crimson
Discipline (1995-08-22)
売り上げランキング: 129348

第5期の青写真たる「ヴルーム」を発表した後に行ったアルゼンチン・ツアーの模様を収録したライブ・アルバム。

B`BOOM Official Bootleg Live In Argentina 1994(1995)
B-ブーム Official Bootleg Live In Argentina 1994(1995)

Disc-1
1:Vrooom
2:Frame By Frame
3:Sex, Sleep, Eat, Drink, Dream
4:Red
5:One Time
6:B'Boom
7:Thrak
8:Improv-Two Sticks
9:Elephant Talk
10:Indiscipline

Disc-2
1:Vroom Vroom
2:Matte Kudasai
3:The Talking Drum
4:Larks' Tongues In Aspic Part II
5:Heartbeat
6:Sleepless
7:People
8:B'Boom (Reprise)
9:Thrak

クリムゾンを再始動させるためのウォーミング・アップ、そして、フル・アルバム『THRAK』のために新曲をライブで反応を見つつ曲を練り上げてゆくという、クリムゾン恒例となったプレ・ニュー・アルバム・ツアーでもありました。このアルバムでは『VROOOM』から『THRAK』へ至るあいだのバンドとして成長してゆく過程を見ることが出来ます。

第5期の新曲群は完成されているものもあれば、試作品的なものもありますが、やはりライブということもあり力有り余る演奏となっています。しかし、このアルバムの注目点は何と言っても、第3?4期における過去の楽曲群が第5期のメンバーによって力強く生まれ変わって演奏されていることでしょう。そこにはよくある懐古的な匂いはひとつもありませんでした。第3期の「The Talking Drum」?「Larks' Tongues In Aspic Part II」の流れや「Red」は、ダブル・トリオ・クリムゾンによって、よりヘビー・メタリックな演奏に生まれ変わっています。私としても、「過去の演奏を上回ることはないんだろうな」と思っていたんですが、そんなことは決してなく、第3期と同等かそれ以上のものとして耳に響いてきました。

また、不評だった第4期の曲もダブル・トリオによってブ厚い音とメタリックな装いによって、まさに生まれ変わった趣がありました。このアルバム全体の目玉はやっぱ何と言っても「Improv-Two Sticks」?「Elephant Talk」の流れ、ここに尽きるでしょう。T.LevinとT.Gunnのスティックが静かに絡まりあいながら小川の流れのように進んでゆく「Improv-Two Sticks」から、ガラリとテンポが変わり、メタリックかつ疾走感溢れる演奏がたまらない「Elephant Talk」への流れは、頭クラクラするほどシビレまくりますね。このアルバムにて「第4期の曲ってこんなカッチョイイんだ」って見直した人も結構いるんじゃないかと思わせるほどの好演奏。

このアルバム聴いて、来日公演のチケットなんかを手にしているときたら、もうドーパミン出まくりで仕事も手に付かないのは仕方ないでしょう、神様も許してくれるはず(笑)。そのライブは「スラック」からの新曲中心にはなっていましたが、上記のような「クラシック・クリムゾン」の曲も演奏され、その大音響の中、興奮しっぱなしでしたっけ。



2007/03/19 追記
上では

『何と言っても「Improv-Two Sticks」?「Elephant Talk」の流れ、ここに尽きる』

なんて書いておりますが、今作のハイライトは「The Talking Drum」?「Larks' Tongues In Aspic Part II」、ここだと思っております。ドラムのカウントから始まる「The Talking Drum」、Tony Levinのアタックの強いベース・リフとRobert FrippのSoundscapeの上をTrey GunnとAdrian Belewによる過去のDavid Crossによるヴァイオリンを模した演奏、そしてラストのR.Frippによるギターソロから一転、「Larks' Tongues In Aspic Part II」へと雪崩れ込む様は聴いていていつもながらに圧巻されるシーンです。

R.Fripp御大は日本語版ライナーの中で

「この一連のライブで演った“太陽と戦慄パートII” “レッド” “ザ・トーキング・ドラム”は、オリジナルを超える過去最高の出来だった”

と発言したとされていますが、ダブル・トリオによる演奏の分厚さ、破壊力は過去の演奏に迫るものだと思います。ただ『第三期クリムゾンにあったマジックがそこにはあったか?』と問われると、それはどうかな?とは思いますが、それでもこのダブル・トリオによる演奏の凄さは変わりないと思っております。

あ、それともひとつ上で書いてある事に注記。

『「第4期の曲ってこんなカッチョイイんだ」って見直した人も結構いるんじゃないか』

と書きましたが、これはこの後に発売された第四期クリムゾンのライブ・アルバム『Absent Lovers』を聴いた方がその破壊力はより伝わりやすいと思います。このアルバムもものごっつうカッチョ良いよ。

スポンサーサイト

テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

comment

管理者にだけメッセージを送る

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
LastFM-Quilt

LastFM

カテゴリ
ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
クリックするとドロップダウンします。

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Blog Pet

プロフィール

kazz12000

Author:kazz12000
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。