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David Bowie / Hunky Dory

Hunky Dory
Hunky Dory
posted with amazlet at 08.11.29
David Bowie
Virgin (1999-08-26)
売り上げランキング: 58197

1971年に発表されたDavid Bowieの3rdアルバム。

Hunky Dory(1971)

1:Changes
2:Oh! You Pretty Things
3:Eight Line Poem
4:Life On Mars?
5:Kooks
6:Quicksand
7:Fill Your Heart
8:Andy Warhol
9:Song For Bob Dylan
10:Queen Bitch
11:The Bewlay Brothers
- Bonus Tracks -
12:Bombers
13:The Supermen
14:Quicksand
15:The Bewlay Brothers

3rdアルバムって言い切っちゃったけれども、『Space Oddity』以前にデラムから『David Bowie』でデビューしているはずなのであれから数えると4thアルバムになるのか。『David Bowie』というアルバムの位置付けがいまいちよく分かりません。ま、それはともかくとして。

世間的に名作・傑作と言われているのは、一大コンセプト・アルバム&ロック・オペラ『The Rise And Fall Of Ziggy Stardust(以下Ziggy Stardust)』だったり、Brian Enoと組んだベルリン三部作の一発目でありロックの範疇から著しく逸脱した大傑作アルバム『Low』だったり、はたまたNile Rogersをプロデュースに迎え世界的にヒットした『Let's Dance』だったりするのかもしれません。

他にも『The Man Who Sold The World』も渋くて良いアルバムですし、B.Enoに加えてR.Fripp御大も活躍な『"Heroes"』は言わずもがな、RCA時代の集大成とも思える『Scary Monsters』も良いし、近年でもジャングル・ビートとドラムン・ベースに果敢に挑んだ意欲作『Earthling』も好きだし、あぁ『'hours...' 』も良かったよなぁ。なんて、挙げていったらさすがに全アルバムとは言えませんが、それこそD.Bowieの8割のアルバムを上げなきゃいけなくなります。

そんな名作ぞろいのD.Bowieで「傑作は?』と聞かれれば『Ziggy Stardust』と『Low』を推薦しますが、『じゃぁ、一番好きなアルバムは?』と聞かれたら躊躇いも無くこの『Hunky Dory』を挙げます。

この『Hunky Dory』、次作である『Ziggy Stardust』とほぼ同時期に収録されていたらしいのですが、『Ziggy Stardust』が劇場的でありコンセプト・アルバムであるのに対して、『Hunky Dory』の方はもっと個人的なものであり自分の庭のような居心地の良い広さを感じます。

M-1「Changes」からしてもうこのアルバムはイイ!っていう匂いがビンビンと伝わるはず。サビもキャッチーでアルバムの幕開けにはもうもってこいな楽曲。たまにあの「ツェ・ツェ・ツェ・チェインジーズ」なサビが頭の中を飛び回ります。(←書いていて思いましたが頭悪そうな文だな、オイ(笑))

続くM-2「Oh! You Pretty Things」はこのアルバムの中でも1,2を争う大好きな曲。ライナーによればYESに加入前のRick Wakeman(裏ジャケではRichard Wakeman名義)がピアノを弾いているそうですが、R.Wakemanの軽快なピアノに乗せて歌われるこの曲は胸にキュンと来る(「胸キュン」なんて言葉がありましたな)メロディも歌声もとても素敵な一品。続くM-3「Eight Line Poem」では一転してやはりピアノを基調にMick Ronson(この方も裏ジャケではMichal Ronson名義)の寂しげなギターに導かれ始まりD.Bowieが独り言でも呟くかのようにタイトル通りに「8行詩」を歌うこの曲、奇妙な味わいの有る楽曲となっています。

M-4はこのアルバムの中でも名作といわれている「Life On Mars?」このアルバムではピアノがベース、メインでギターが少し引っ込んでソロでグワッと行くなんていう楽曲が多いのですが、この楽曲もピアノが印象的であり、高らかに「??Life On Mars?」と歌われる謎の多い歌詞。高校の頃に日本盤ライナーにてこの曲の歌詞を読んだんですが、全くさっぱりと理解出来なかった思い出があります。イヤこの曲だけに限った事&昔だけでなく今でも理解出来ていないんだけれども(苦笑)。それでも今でも愛聴している楽曲であります。

このアルバム唯一の他人の曲であ、軽快なピアノに乗せて歌われるM-7「Fill Your Heart」、いにしえのリズムとピアノ・ワークにD.Bowieの声が絡むとやはりそこはBowieワールド以外の何ものでもないものが出来上がっています。ブリッジ無しに続く、時代の寵児だったAndy Warholの事を歌ったM-8、A.Warhol自身は毛嫌いしていたとかっていうのをどこかで読んだ記憶があったりします。どこだっけかな?

アコースティックな内容の多いアルバムですが、M-10「Queen Bitch」ではエレキ・ギターによる疾走するギター・ワークが次作「Ziggy Stardust」との関連を思い浮かばせる楽曲。アメリカン・ロックな匂いも感じたり。

オリジナル・アルバムではラストの楽曲となるM-11「The Bewlay Brothers」。私が「Oh! You Pretty Things」と並ぶほどに大好きな曲であります。大好きっていうのはちょっと違うか、幻想的且つ暗鬱なその楽曲の闇の中にたいして物凄く興味深く何度も聞き入ってしまいます。日本盤ライナーによればD.Bowieと兄Terryとの関係を表現した楽曲との事なのですが、サイケデリックを通り抜けてフォークな世界を描こうとしたらドラッグがキマっちゃってとんでもなく軸が怪しげな方向にズレてしまった風にとれ、歌詞は分からずともその裏に潜む「狂」を感じさせる、そんな楽曲。

この後に宇宙から舞い降りたスター・ジギーとなり(『Ziggy Stardust』)、ビッグ・ブラザーを描き(『Diamond Dogs』)、ホワイトデュークとなり(『Staition To Staition』)、ベルリンへと赴き三部作(『Low』、『“Heroes”』、『Lodger』)を作り上げ、そしてそれまでの総決算というべき『Scary Monsters』創り上げた後にダンサンブルな80年代へと突入していくといった紆余曲折が甚だしくも素晴らしく壮大な世界を創り上げていく事となるD.Bowieですが、それとはちょっと外れた感じでもっと個人的な世界が構築されたこのアルバム、私も聴き出してから随分な時間が経とうとしていますがいまだに大好きな一枚、何はともあれ大推薦な一枚でもあります。

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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