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Mani Neumeier & Peter Hollinger / Meet The Demons Of Bali

ミート・ザ・デモンズ・オブ・バリ(紙ジャケット仕様)(MEET THE DEMONS OF BALI)(PAPER SLEEVE)
MEET THE DEMONS OF BALI
posted with amazlet at 08.11.29
マニ・ノイマイヤー&ピーター・ホリンガー
CAPTAIN TRIP RECORDS(2007-03-20)
売り上げランキング: 167153

Guru Guruのドラマー兼中心人物Mani Neumeier(以下マニさん)ともう一人のドラマーPeter Hollingerがバリで行った一大ガムラン・セッションの模様を収めたアルバム。超強力。

マニさんと言えば、Guru Guruやソロ活動はもちろんの事、Moebius 、Conny Plankらと作りげた人力テクノの代傑作『Zero Set』、Conni Malyとのデュオによるアルバム『Lover303』やLUIGI ARCHETTIとのユニット「TIERE DER NACHT(夜の野獣)」、はたまた日本のギャーテーズとのライブ活動をしたりと、とにかく幅広く(←でもなぜか極北の地で手広くやっている感じ(笑))活動を行っているドラムの超人さんであります。

そんなマニさんのこのアルバム、やっぱりいつも通りにDisk Union新宿プログレ館で手に取り、何の気なしに購入してしまったは良いんですが、ここのところ何故かCDやら音楽を聴こうにも、やたらめったらに時間が取れなくなってしまっていまして、その間にも聴きたい新譜やら再発アルバムもジャカジャカ購入してしまって、このアルバムは机の片隅に積みっぱなしにしてしまっておりました。

で、「あぁ、そろそろ聴いてみようかな」とiTunesでリッピング、車の中で聴いてみたのですが...、あぁ、俺のバカ。もっと早くに聴かなきゃダメだよ、このアルバムは。もうとにかくカッチョ良過ぎで鼻血が出そう、いやもうマジで。

バリの竹ガムランの第一人者と呼ばれるI Ketut Suwentraが率いるSuar Agung楽団と行われたこのセッション、曲目はどうも現地のトラディショナルな楽曲、との事なのですがその原曲を知らないため比較などといった事は出来ませんが、竹ガムランから紡ぎ出される重低音の共鳴、そして無数にある竹ガムランの音色が十重二十重に幾重にも折り重なり編み出される響きのタペストリー。そしてそこへあの『Zero Set』を作り上げた人力テクノの立役者たるマニさんのドラミングが切り込んでゆき、刀を合わせ鍔迫り合いをし、しかしながら彼らに取り込まれ溶解してゆき、最後にはともに創り上げた一大音響共鳴空間に迷い込んでゆくようなその様は聞き手すらもトリップさせられてしまう、誠に危険な音楽となっております。

ボーナス・トラックであるM?13「Drumbody」はガムラン楽器などは使わずに、ハンド・クラッピングや口やその他体全体の部位を使ったであろう、その名の通り体を打楽器に見立て演奏された楽曲。全体の流れからはちと逸れますが、毛色が変わっていて面白い一曲です。

このアルバムはマニさんというよりもバリのI Ketut Suwentra率いるSuar Agung楽団の力なしにはあり得ないアルバムなのではありますが、それでもやはりそこへ切り込んでいったマニさんとP.Hollingerらによるバリの民族音楽に対するイイ感じの湯加減な翻訳と濾過・濃縮還元作業、そして何はともあれ超絶ドラミングによる味付けがなければこのアルバムはアルバムとして結実しなかったでありましょう。

このアルバムから発せられる熱量も相当なものでありますし、聴いているこちらも相当にエネルギーを消耗させられている感じがするくらいの、ごっつい音塊。下手な時に聴いちゃうと体の調子が悪くなり寝込んじゃうんじゃないか?(苦笑)。

発売元でありますCaptain Trip Recordsによりますと

「大地をゆるがし精霊たちを呼び起こす野外録音人力トランスの大傑作アルバムが2006年最新デジタル・リマスター&未発表曲追加でついに再発!完全限定1000枚プレス、特製紙ジャケット+幸せで楽しい人生を送れる(かもしれない?)黄色いオーラ・フィルム付き。」

との事ですが、きっとこんなアルバムは売れていないでしょうし(←オイ)、きっと1000枚限定プレストか言いながら実は(以下自粛)ですので、民族音楽好きな方はもちろんの事、トランス・テクノやハウス好きな方も聴いてみるとぶっ飛べる事請け合いな一枚、大推薦かつ只今大絶賛リピート中。

関連URL:(以下全てブログ内リンク)
Moebius-Plank-Neumeier / Zero Set
Moebius & Neumeier / Zero Set II
Guru Guru / In The GURU Lounge

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

comment

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おはようございます

素晴らしいです!!!
これ買われましたか?!!!
それも、車で聴いていらっしゃる・・・お気をつけください。(笑)
もう最高ですよね。

>竹ガムランから紡ぎ出される重低音の共鳴、そして無数にある竹ガムランの音色が十重二十重に幾重にも折り重なり編み出される響きのタペストリー

ここの表現素敵ですね~~

そして最後、見事溶け合っていますよね~~~

この音盤に免疫が付いていたんで、今度記事にしようと思っている有名な音盤DISCWS ・・・tot licht!が難無くクリアできました(爆)

TBがつながるように今しましたんで、恐れ入ります今再び飛ばしていただけますでしょうか?お手数おかけします。

すみません、↑DISCWSになってます。読み間違えてる(笑)
DISCUSですよね・・・ごめんなさい。

>>evergreenさん

こんばんはです、レス返しが遅くなってしまい申し訳ありませんです。

車で聴くにはかなり危険な音楽ですよね、ヤバいくらいに血湧き肉躍る感じです(笑)。

この手の音源には慣れてはいるつもりなのですが、やはり現地の音源をそのままの形で聴くとなんかこー胃にもたれる感じがしますが、ロックのボキャブラリーでローカライズされたものの方が断然聴き易い事は間違いありません。このアルバムはそのローカライズが極力最小限に留められている所もグーであります。
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