James / Hey Ma
2001年に活動停止(解散)していたJamesの7年ぶりとなる再結成アルバム。
傑作と言わざるを得ないでしょう、えぇ。
ボーカルでもあるフロントマンTim Boothが脱退した事により、活動停止...と言うか実質的な解散状態となっていたJamesが、旧交を暖める為にT.Boothを含めて行ったジャム・セッションから活動再開に結びつき産まれたとのこのアルバム、聴く前から悪いわきゃ無いと思ってましたがやっぱり素敵過ぎるアルバムに仕上がっておりました。
M-1「Bubbles」から広げられるT.Boothの伸びのあるヴォーカル、単純明快なバンドサウンド、jamesらしくどこかで聞き覚えのありそうなブラス・セクション等々、アルバム一曲目っから「あぁ、やっと帰ってきてくれたんだ〜!!」と感涙ひとしお。そしてイラク戦争を中心に据えた反戦歌 M-2「Hey Ma」。暗くなりがちな反戦というテーマをJamesらしさを失わずに高らかに歌い上げるさま、そして同時代とのリンクを当たり前のようにやってのけるそのさまはやっぱり格好良い。
続くM-3「Waterfall」、M-4「Oh My Heart」も曲の頭からの流れ、サビの良さ、Jamesらしいノリの良さなど、もうね、タマランですよ。
Jamesの事ならココ!といつも見させてもらっているマフスのはてなさんのサイトやそのサイト内(?)の「ジェイムズ全アルバム紹介」などを見ていますと、脱退していたT.Booth、オリジナルメンバーであったLarry Gott(g)、Jim Glennie(B)やAndy Diagram(tp)をも含めたアルバム『Seven』時のメンバー勢揃いした事、そして重要なのは『Seven』以降のアルバムに多大な影響を与えてきたであろうBrian Enoの不在、これらが相まって逆にJamesの基本に立ち戻ったかのようなバンド自身の姿が映し出されたのでは無いかな。
B.Eno繋がりで『Wah Wah』からJamesを知った私からするとB.Enoの不在はちと寂しくはあるのですが、新生Jamesによるバンド・サウンドの再構築と素の立ち位置への帰還といったところからもそれは正解だったのでしょう。
OOPSの「再結成を果たした英国マンチェスター発のロック・バンドJAMES、7年ぶりニュー・アルバムの詳細が明らかに」という記事によりますと、
本作は、アルバムのアートワークにて赤ん坊が銃に手を伸ばそうとしている衝撃的なイメージが使われていることが問題視されている。本国イギリスでは、大手広告メディアが新作宣伝用ポスターの掲載を拒否するなどの論争が起こっているとのことだ。
とのこと。HMVのサイトで検索してみたところ見付けたのがこのジャケ写。

アルバムタイトル・トラック「Hey ma」が強烈な反戦歌になっている事も含めて、こっちのジャケットの方がインパクトがあって好きなんですが、流石に問題提起キツすぎなのかもしれませんね。
マフスのはてなさんのサイトに「Hey ma」の日本語訳詞が掲載されております。感謝感激。
http://d.hatena.ne.jp/pikao/20080326
Jamesのオフィシャル・サイトにもいの一番に書かれております
James are back
の文字がもう嬉しくてたまりません。もうね、ホントに「お帰りーーー!!」って感じで手放しで大絶賛。この調子で今度は来日公演をお願いしたいくらいであります。...ってこのアルバムの日本盤も出ていない状況で、そんな願いは空しいのカもしれませんが(笑)。しばらくは聴き続けるであろう今年のベスト5枚に入る事決定な程にお気に入り過ぎるアルバムであります。
関連URL:オフィシャル・サイト Home at James
マフスのはてな
(以下ブログ内リンク)
James / Getting Away With It...Live
James / Fresh As A Daisy - The Singles


