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Robert Fripp & Brian Eno / The Essential Fripp And Eno

The Essential Fripp & Eno
The Essential Fripp & Eno
posted with amazlet at 08.11.29
Fripp Eno
Virgin (1994-03-11)
売り上げランキング: 314503

1994年に唐突に発表されたFripp & Enoによる全8曲中4曲が未発表曲となるベスト・アルバム。

Robert Fripp & Brian Eno / The Essential Fripp And Eno
ロバート・フリップ&ブライアン・イーノ/ジ・エッセンシャル・フリップ&イーノ

1:Heavenly Music Corporation
2:Swastika Girls
3:Wind on Water
4:Evening Star
5:Healthy Colours I
6:Healthy Colours II
7:Healthy Colours III
8:Healthy Colours IV

そもそも、このベスト・アルバムが出た94年時点でFripp & Enoとしてのアルバムは2枚しかなかった筈なのに何がベスト・アルバムなんだよ?ってな思いも無かったかといえば、大いにありましたっけ(笑)。曲リストを見れば分かりますように、1stアルバム『No Pussyfooting』からはM-1とM-2の2曲、というかそのまんま丸々1枚、2ndアルバム『Evening Star』からはアルバムを代表するようなM-3、4が収められております。

そもそもアルバムは2枚しか出していないのだから、丸ごと入れちまえば良いのに、って云うのは乱暴な言い方なんだろうなぁ。CDだったら最大74分ぐらい入るのかな、『Evening Star』のM-5「An Index Of Metals」を入れちゃうと1時間27分前後くらいになっちゃうから、「An Index Of Metals」を除いた楽曲全6曲で約59分かぁ...、てな事を考えながら、elephant Talkを見ていましたら1975年の時点でそんなベスト・アルバムといいましょうかコレクション・テープが発売されていたんですね。これはこれでやっぱり乱暴だよなぁ(苦笑)

Fripp & Eno
No Pussyfooting / Evening Star (double-pack cassette)
Robert Fripp Discography: Major Collaborations and Productionsより)

それぞれの楽曲、アルバムについては一番下に記述しますブログ内リンクを参照してみて下さい。

で、問題の未発表曲、「Healthy Colours I」?「Healthy Colours IV」の“Healthy Colours組曲”とでもいう楽曲群。もともとはFripp & Enoのニュー・アルバム用のマテリアルとして1980年頃にニューヨークにてレコーディングされたものらしいです。それまでの二人のコラヴォレーションで見られたようなたおやかなアンビエント・ミュージックや静けさと狂気が同居したような楽曲達とはまるで違う、ある意味歪でポップなリズム・ボックス&ギター・コラージュな楽曲。

M-5「Healthy Colours I」にてベースとなるリズム・トラックを提示し、それ以降の「? II」から「? IV」ではヴォイス・コラージュやR.Frippによるギターが様々な形でカットアップされコラージュされて挿入されてはいますが、曲間無しにぶっ続けて収録されている為、連続して聴いていると歪なリズムに溺れるかのよう。

当時B.Enoが行動を共にしていたTalking HeadsのDavid Byrneと共に製作したコラボレーション・アルバム『My Life In The Bush Of Ghosts』で大々的にフューチャーされた土着的なリズムやヴォイス・コラージュなどのテクニックが応用/引用されたような楽曲達、B.Eno個人のアルバムやCuriosities シリーズのような未発表曲集として発表されたらまた感触は違ったのでしょうが、「これもFripp & Enoでござい」と言い切られちゃうのにはちょっと戸惑いが残りますね。

この「Healthy Colours」シリーズはB.Eno主導でR.Frippはあくまでも補佐と言おうかマテリアル提供に留まっているんじゃないかって云うぐらいにB.Enoのソロに近い感じがします。後に発表された未発表曲集『Beyond Even (1992 - 2006)』に収められている楽曲とも違う手触りですし、Fripp & Enoとして見るとこの4曲は特段に場違いな風情を漂わせているようにも感じます。

2008年現在となっては、このベストの後に3rdアルバム『The Equatorial Stars』と未発表曲集『Beyond Even (1992 - 2006)』が出てしまっていますし、ベスト・アルバムとしての機能もだいぶ失われているのでは無いでしょうか?初期2アルバムもリマスター盤が出ますし。Fripp & Enoが気になる方はまずはオリジナル・アルバムを集め、このアルバムに手を出すのは一番最後で良いかと思います。そんな感じに戸惑うベスト・アルバムでありました。

関連URL:(以下ブログ内リンク)
Fripp & Eno / No Pussyfooting
Fripp & Eno / Evening Star

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