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ProjeKct X / Heaven And Earth

Heaven & Earth
Heaven & Earth
posted with amazlet at 08.11.29
Projekct X
Discipline
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キング・クリムゾンのフル・アルバムとしては12作目となる「The ConstruKction Of Light」(以下「TCOL」)の製作と同時期に平行して録音され、『「TCOL」が全て作曲された楽曲に対し、PROJEkCT Xは全てインプロヴィゼーションによる演奏である』と喧伝され、4ヶ月のタームを置いて発売されたアルバム(DGMの通信販売によるコレクターズCDとしては同時期ぐらいに発売されていた気がします)。

ProjeKct X
Heaven And Earth : ヘブン・アンド・アース

1:The Business Of Pleasure : ザ・ビジネス・オブ・プレジャー
2:Hat In The Middle : ハット・イン・ザ・ミドル
3:Side Window : サイド・ウィンドウ
4:Maximizer : マキシマイザー
5:Strange Ears(Aging Rapidly)  : ストレンジ・イアーズ(エイジング・ラピドリー)
6:Overhead Floor Mats Under Toe : オーヴァーヘッド・フロア・マッツ
・アンダー・トウ
7:Six O'Clock : シックス・オクロック
8:Superbottomfeeder : スーパーボトムフィーダー
9:One E And : ワン・E・アンド
10:Two Awkward Moments : トゥー・オークワード・モーメンツ
11:Demolition : デモリション
12:Conversation Pit : カンヴァーセイション・ピット
13:Cin Alayi : チン・アライア(中国の祭)
14:Heaven And Earth : ヘヴン・アンド・アース
15:Belew Jay Way : ブリュー・ジェイ・ウェイ

Personal
Adrian Belew:G,additional 'V drumming' on Side Window
Robert Fripp:G, Soundscapes
Trey Gunn:Bass touch G,Baritone G
Pat Mastelotto:Traps,buttons



雑誌やネットの紹介文などで『「TCOL」が表だとすれば、インプロヴィゼーションを核とする現在のクリムゾンの裏アルバム』的なものを色々読んだり見たりしていたので、期待は膨らむ一方でした。

が、しかし。

確かに音は確実に「あのメンツによるインプロ大会」であり、興味深い音がそこいらじゅうにあったりはするんですが、それだけなんですね、私にとっては。このもどかしい気持ちはなんていうんだろう?このアルバムが「The Collectors` King Crimson Volume three」中の「The VROOOM Session」のようにアルバム「TCOL」に向けたセッションであるっていわれていれば、別な感触があったんですが、クリムゾンの名こそ使っていないにせよ、「TCOL」に密接に関係する正式アルバムとして世に送り出されているのが解せないんだと思ってみたりしています。

まぁ、「TCOL」とは同時期の製作ですし、これらの楽曲群を演奏することによって「TCOL」へのフィードバックが生まれたのであろう事も重々承知はしているんですが、ん??。

いままでのPROJEkCTシリーズが全て殆どライブ録音であり、このPROJEkCT Xは全てスタジオ録音であり、パソコンでいくらでも編集し放題ということも手伝ってか、私にはPROJEkCTシリーズのアルバムの様々な箇所で見受けられた、「訳の分からない熱情のような迸りが溢れまくりな演奏」はほとんど見受けられませんでした。もちろん以前のPROJEkCTシリーズも切った貼ったのパソコン上での編集は膨大に行われてたようですが、ライブ感を重視した編集であり、そのおかげで「音楽が生きている」様に聞こえました。

過去のクリムゾンのインプロヴィゼーションの楽曲と比較しても、どうにもこうにも緊張感が感じられない演奏にしか聞こえません。まぁ、名義は「ProjeKct X」ですし、過去のクリムゾンと比較すること自体がおかしいのかもしれませんが、「クリムゾンの裏の顔というべき??」なんて雑誌で読んじゃったら仕方なかんべぇって感じ(苦笑)。

CDデッキにかければ、やっぱり好みの音ですし、変なリズムにイイ感じにはなれるんですが...。

そして「TCOL」でも「ProjeKct X」名義にて収録されていた「ヘヴン・アンド・アース」、ミックス違いともいうべき別ヴァージョンのこの曲、これのみがアルバムの中で浮きまくっているように感じますが、私は非常に好みです。これは明らかにキチンと作曲された曲でしょうし、ヤッパリこの手のが私好みなだけっていう話もあります。

ちょっと耳よりも感情が先走っちゃって、ずいぶん辛い点になっちゃったこのアルバムですが、2000年10月からは待望の日本ツアーが始まりますし、それはもう期待しています。そして今後のアルバムも。



2008/09/25 追記

「『TCOL』の製作と同時期に平行して録音され、云々かんぬん」なんて事を書きましたが、「『TCOL』の製作時のマテリアルを使い、P.MastelottoとBill Munyonが切り貼り編集したもの、と言う方が正しそう。インプロヴィゼイションを切り貼りした『THRaKaTTak』というよりも、P.MastelottoとB.MunyonによるユニットBPM&Mのアルバム『BPM&M』に近いものですね。正直この二人によるKing Crimsonやその他のマテリアルを含めた編集作業ものにはちょっと飽き飽き。今ではあんまり聴いていないかな。

きっちりと楽曲の体をなしているM-14「Heaven And Earth」は『TCOL』のヴァージョンよりも好きなんですが、他の楽曲は...うーーーん。

そう言えば『TCOL』にProjeKct X名義としてまで「Heaven And Earth」を入れる必要はどこら辺にあったのかな?ボ?ナス・トラックじゃん?と言われちゃえばそれまでなんですけども、今となってはM-10「Coda:I Have a Dream」でアルバムを閉じていれば完璧な出来だったんじゃないかなと思っちゃったりなんかしたりして。

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