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Trey Gunn / Music For Pictures

Music for Pictures
Music for Pictures
posted with amazlet at 08.11.29
Trey Gunn
7d (2008-07-22)
売り上げランキング: 13487

クリムゾン卒業組で現在は自身のバンドQuodiaや、Eddie Jobsonとのバンド“UKZ”でも活動しているWarr Guitar奏者Trey Gunnによる、映画やテレビ用などに作られた29片の小曲集。

ゲスト・ドラマーにはMatt Chamberlain(ex.Edie Brickell & New Bohemians、Slow Music Project)、Greg Gilmore(ex.10 Minute Warning)、Phil Petrocelli(Black Noise Cannon)、そしてKing CrimsonのドラマーでありTU、KTU等でも共演しているPat Mastelottoが、またゲスト・ヴォイスとしてBeth Quistが参加しております。

DGM Live!からの事前情報(Trey's Music For Pictures)では「映画やテレビ用などに作られた楽曲達」などと書かれておりましたが、ライナーによりますと、

The Material on this disk was culled from my multi-media scoring work during the period 1998-2006.


との事で、1998年末から2006年にかけての楽曲を集めたものらしいです。「multi-media」をマルチメディア(コンピュータ上で、文字、静止画、動画、音声など、様々な形態の情報を統合して扱うこと。by IT用語辞典)と訳すんだか、様々(マルチ)なメディアと訳すんだか訳分かりません。合ってんだか間違ってんだか(笑)。私の方の意訳が間違っていたのかな?

ま、そんなこんなで(←?)これまで書きためられた楽曲達から集められた事から、これまでのT.Gunnのソロ作やTrey Gunn Band、そしてQuodiaなどによる、アルバム用に作曲された楽曲達とは少々異なり、それぞれの楽曲がよりコンパクト、より凝縮された作品展開がなされていると思います。

2008年5月ごろに先行ダウンロードがされたM-2「The Magnificent Jinn 」やM-4「The Fifth Spin of the Sun」、M-5「Capturing the Beam」らはそのまま収録。神経症的なミニマリズムと強く響くベース・パートの音色が格好良い楽曲達。

サスペンスや恐怖映画の映画音楽といわれても納得してしまいそうな、過剰気味とも思えるドラマティックさを持つM-23「Nausicaa」や、ハード・ロック的なソロを聴かせるM-28「Spirit of Flight」などでは恰好良いんですが、今までのソロに慣れ親しんだものとしては曲のサイズが短い!!今までだったらここから複雑怪奇にコネ繰り回した楽曲に再構築されていくようなところが案外スルッと終わっていくのがなんだか拍子抜けしたり、アイデア一発な楽曲本来の良さが出ているな、なんて思ったり。そんな思いはM-28「Training to the Roadside Picnic」でも「イヤ、曲としてはここからでしょう!?」なんていう思いもあったりします(笑)。

収録されている楽曲達のほとんどが1分?2分強といったコンパクトな楽曲が詰まっている事から、Trey Gunnを聴いた事の無い人にはこのアルバムが勧めやすいかな(ま、T.Gunnを他人に勧めるなんて事は今後もあり得なさそうなんですが(笑))と聴き進めていましたが、少々問題が。アルバムのラストを飾るM-29「The Ghosts Listen」なんですが、この曲が20分以上もある大曲、しかも楽曲というよりはメロディの無いノイズや信号音がたまにつま弾かれ、またギター(touch guitar?)をつま弾く音が鳴るなんていうシロモノ。

アンビエント・ミュージックにもなり得ない発信音と自己満足のみ。個人的にはこれを曲としては認識する事は出来ませんです。この曲が収録されているおかげでこのアルバムの事を嫌いになりかけました(苦笑)。

今までのソロ作を聴いてきた人にとっては、ちょっと噛み応えの無いアルバムなのかもしれませんが、いや、でもM-29なんかを除けば、エッジの鋭い楽曲がコンパクトにまとまった良いアルバムなんでは無いかと。

このアルバムとT.Gunnが抜けた後のLineup7、8のKing Crimsonの楽曲を聴くにつれ、『The ConstruKction Of Light』と『The Power To Believe』を創り上げたクリムゾン Lineup 6の要はT.Gunnだったんだなぁと再認識しちゃいました。

関連URL:
オフィシャル・サイト:Trey Gunn
(以下ブログ内リンク)
Trey Gunn / One Thousand Years
Trey Gunn / Untune The Sky

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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

comment

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皮肉れてまして・・・

すみません、こちらにコメントです。
この記事読みまして
猛烈にこの音盤が聴きたくなりました。

>アンビエント・ミュージックにもなり得ない発信音と自己満足のみ

う~ん、おもしろそう・嫌いになりかけましたってとこもますます聴いて見たいです。すみません。

『The ConstruKction Of Light』が苦手なわたしですが、やっぱりそれもトレイ・ガンのせいでしょうか?妙に納得です。

>>evergreenさん

ありゃ、『The ConstruKction Of Light』苦手ですか。T.Gunnが抜けた後の
King Crimsonの音源もチラホラ、ホントにチラホラですが出てきた今となっては、
やはり要はT.Gunnだったんだと振り返る事が出来るんじゃないかと。
私は『TCOL』が大々好きなので、逆の意味でも納得出来るのが面白いトコですな。

『Music For pictures』、Amazonでも買えると思いますし、ダウンロード販売も
ありますので一度耳にしてみて下さい。
アレが無ければいいアルバムかと(←しつこい(笑))
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