スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Mike Oldfield / AMAROK

Amarok.jpg


メジャー・デビュー作でありながら大出世作となった「Tubular Bells(以下TB)」から在籍していたヴァージン・レコードからの最後のアルバムであり、CD一枚に60分強の一曲のみという力技な一枚。

ライナーやネット上の資料を読んでみますとかの傑作「Ommadawn」のパート2となる作品なんていう噂もあったらしいです。もっとも、それよりも同時期に出るといわれていた「TB 」のパート2を移籍先のWEAから発売し、難解とも言えるCD一枚一曲の大作「AMAROK」をヴァージン・レコードに対する置き土産にするなんてM.Oldfieldって噂通りの偏屈屋さんなんだろうなぁと思っちゃいました。

自分の作品や活動に理解を示さないヴァージンに対する恨み辛みもあったんでしょうが、発売すれば売れる事は分かっている「TB II」を温存し、このアルバムを最後っ屁にするっていうのはかなりアレな感じでしょ(笑)。

でもライナーにもあるようにこの作品以降のWEA時代ともいうべき時代に突出した作品を残せていないのも事実なんじゃないかな?「TB II」や「TB III」といったビッグ・タイトルは別としてパッと良作が思い浮かばない気がします。

一枚一曲、しかも「Ommadawn II」とも噂された作品だったので大期待印キラキラさせながら臨んだのですが、一回目聴いた限りでは「???」でした、マジで。数秒先の展開も読めなければ、曲のアイデアを乱雑にぶちまけられたが如き構成、というかこれは構成になっているかという感じの渾沌さ。サウンド・コラージュか?という意見があったとしても否定しきれない猥雑な音空間。

呪術的であり牧歌的であり、繊細であったりザックリとしていたり、広大であったりミニマルであったり、たおやかでありながら攻撃的だったり。そんな風に聴く度に表情を変え装いを変え、空気感さえも変わっていく気にさせられるような、とりとめないながらもそれは万華鏡を覗いている瞬間にも似ているなんて思ったり。

実をいえばかの傑作「Ommadawn」も1?2回聴いただけではその良さは全く理解出来ず、でも何か引っかかる所があった為繰り返し聴いていた所、自分の中での『M.Oldfieldの最高傑作は「Ommadawn」!!』という風に大転換が起きた瞬間がありました。それ以来繰り返し繰り返し「Ommadawn」を聴いていた日々もあったものです。特にタイ出張にいっていた時などは「Ommadawn」三昧。

そんな事もあり、同じようにこのアルバムにも引っ掛かりを強烈に感じている為、何回か聴いているうちに認識の大転換が来るかもしれません。っていうか来つつあるっぽいし。

ヴァージン・レコードでのキャリアの集大成としてのアルバムであり、これを超えた後に「TB II」があるというのは何やら味わい深いものでもあります。何度も何度も味わえる、噛み応えのあり過ぎる大作、これからも聴き続けると思います。
スポンサーサイト

テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

comment

管理者にだけメッセージを送る

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
LastFM-Quilt

LastFM

カテゴリ
ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
クリックするとドロップダウンします。

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Blog Pet

プロフィール

kazz12000

Author:kazz12000
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。