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Porcupine Tree / Deadwing

Deadwing.jpg
ex.No-manなSteven Wilson率いるPorcupine Treeの最新アルバム。
一聴して、いやM-1「Deadwing」の冒頭のギター・リフを聴いた瞬間「こりゃスゲェアルバムだわ」とビンビン来ました。正直言ってこの手の類いのハード・ロックは殆どあえて聴いてこなかった私ですが、こりゃカッコ良いですよ。

今迄のPorcupine Treeのアルバムも何枚か持っておりますが、どうもピントがぼけているようなアルバムが多かった為、このアルバムも購入するのを後回しにしてしかも買ってっから聴くのも後回し後回しにしていたのですが、勿体ないよ、俺。

ハードなリフと展開を繰り広げるM-1、2との対比によりその美しさを殊更際立たせるメロウな響きのピアノと優しきヴォーカルが冴えるM-3「Lizarus」、M-4「Halo」ではベースの低音もドロドロとハードロック然としたイントロ、そこからヴォコーダーで変換されたようなS.Wilsonのヴォーカルにて進みゆく楽曲に、なんと絡みついてゆくはゲストで演奏するAdrian Belewのギター・ソロ。M-1でもギター・ソロを好演しておりますが、M-4「Halo」でのソロはかなり光ってますよ。この調子でKing Crimson本体の方も一つよろしく>A.Belew様。

神経質でエッジの鋭いギターのリズムとともに滑らかな出だしでゆっくりとその歩を進めてゆき、一転歩みを速め爆走の域まで持ってゆき、ふたたび歩を緩めるかと思いきや爆音を奏でる場面展開の妙が冴える12分近くの大作「Arriving Somewhere」は中盤のハイライトといえるでしょう。長さを感じさせない曲作りは流石S.Wilson。

前半での音色のトーンをあえて抑え、後半の轟音ギターとその後の流れの対比を際立たせるM-6「Mellotron Scratch」等を挟み、ラストM-9「Glass Arm Shattering」ではこのアルバムのジャケットにあるような湖面を見つめる穏やかな視線を感じるスローなテンポの楽曲。全編で聴かれた喧騒とも言える楽曲の渦を流し去っていくようなこの曲はアルバムの締めに相応しい曲といえます。ヴォーカルとギター、キーボードのハーモニィがとても綺麗な曲。

ポンプ・ロックとは一線を画し、それでもアメリカンなハード・ロックやアメリカン・ハード・プログレといったものではなく、ブリティッシュな香り漂うまさに“英国”のハード・ロックになっています。プログレともいえる場面展開も見せたりしますが、軸足としてはプログレよりもハード・ロックよりな立ち位置であり、今回のアルバムではそれを明確にしたことによりバンドとしてイコンに磨きがかかったのではないかと思います。

こんな自分のツボにハマるとは聴く前には思っていなかったので嬉しい収穫でもあります。ただヘヴィかつ暗鬱なトーンが全編を覆い尽くすこのアルバム、聴くにも態勢を整えてでないと押しつぶされそうな音の密度。

日本一のS.Wilsonファン・サイトSWJPBOさんのサイトはもちろんですが、そのリンク先の [脳味噌サラダ外科手術]:http://d.hatena.ne.jp/albatross/ さん(←凄いサイト名だな(笑))のサイトでも濃厚なレビューが読めます。気になった方はまずは飛べって感じです。

SWJPBO: [catalog : "Deadwing" - Porcupine Tree
脳味噌サラダ外科手術Porcupline Tree/Deadwing
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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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