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King Crimson / The 21st Century Guide to King Crimson Vol. 2: 1981-2003

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2004年11月に発売されたKing Crimson上半期に当たるVol.1に続き、現段階での後半期に当たる1981?2003年代のスタジオ曲とライブ曲それぞれを収めた4枚組ベスト・アルバム。

Vol.1である「真・紅伝説The 21st Century Guide to King Crimson Volume One 1969-1974(←サイト内リンク)」も当然買いましたし、その御先祖様である「紅伝説 1969-1984 The Essential King Crimson Frame By Frame(以下「紅伝説)」も持っているのに何故購入するかといえば、紅伝説には年代的に当然収められていないTHRAK以降の作品が収められているからです。

...全アルバムを持っているからこの言い訳は成り立たないよな(苦笑)。

もう一つの特典としてはスタジオ曲の未発表曲が一曲、事前の情報では分かりませんでしたが、ライブ曲にも数曲の未発表曲があり、マニアな方は買わなきゃいけないでしょう。

とにかく「そこに山があるから」的な勢いで今回も何の迷いも無く購入。

収められている曲の構成を見てみますとR.Fripp御大のアルバムごとの偏愛度の値がストレートに窺う事が出来ます。以下スタジオ・アルバムからの曲数を記してみます。※(*)はミニ・アルバム形式

Discipline = 6曲/全7曲
Beat = 4曲/全8曲
Three Of A Perfect Pair = 3曲/全9曲※
VROOOM(*) = 0曲/全6曲
THRAK = 8曲/全15曲
The ConstruKction Of Light = 0曲/全11曲
Lebel Five(*) = 0曲/全5曲
Shoganai(*) = 4曲/全11曲
Power To Believe = 10曲/全11曲
※30th Anniversary Edittionからボーナストラックとして収められている「The King Crimson Barber Shop」もカウント。

スタジオ・サイドには他に「THRaKaTTaK」より1曲、未発表曲1曲のトータル37曲となっております。「THRaKaTTak」はスタジオ・アルバムじゃないだろっ!っていう突っ込みはそりゃ無粋というもんですぜ、旦那。

「VROOOM」や「Level Five」等はミニ・アルバムでしたので一曲も収録されていないっていうのは理解出来ますが、その割にはボーナス・トラックという形を取っているとはいえ、「Shoganai」からは4曲入ってましたり...。ライブアルバム的な側面があった「Level Five」からはライブ・サイドに曲が入っているようです。

で、ミニ・アルバムからは収録されないのは分かるのですが、ダブル・トリオ崩壊後にダブル・デュオとして制作され、個人的には「VROOOM」以降のKing Crimsonの頂点を行っていると思っている傑作「The ConstruKction Of Light(以下TCOL)」から1曲も入ってないっていうのはどういう事ですか!?

確かに「TCOL」以降に発売された「Shoganai」に収録されていたライブバージョンの「Larks' Tongues in aspic (part IV)」の方が完成度が高かったりしましたし、「King Crimsonの本質はライブ!」みたいな思想があるのかもしれませんが、あの傑作アルバムである「TCOL」をベスト・アルバムから一切除外しちゃうってのはまるで賛成出来ませんですね。

また、「紅伝説」で「Discipline」への偏愛っぷりはすでに分かっていましたが、意外だったのが「Power To Believe」への偏愛っぷり。全11曲中10曲って「Dangerous Curves」が入ってないだけじゃん、みたいな。個人的にはあのアルバムは「TCOL」よりもランクがちょい下のアルバムだと思っているため、この点も不満点であります。

ま、不満ばかり言っていても仕方ない、すすんで明かりを灯しましょうって事で、今回の数少ない(笑)目玉、Trey GunnがKing Crimsonから脱退した後にベース奏者として出戻ってきたTony Levinが加入後の初音源である「Form No.1」に意識を傾けてみました。

ストリングの調べに誘われるようにリズム隊が繰り広げるうねりとその上に広がるヴァイオリンもどきのようなギター(?)音、つまずく1歩手前のようなリズムがむずがゆい、これまでのKing Crimsonの曲とはまた違う一面を見せてくれる曲でした。

これは「(ディシプリン・クリムゾン - B.Bruford) + P.Maslotto」なのか、「(ダブル・デュオ・クリムゾン - T.Gunn) + T.Levin」なのか、後者の方が当然最近の流れから言えば近いんですが、これがどんな化学反応を起こしてどんな作品を私たちの前に繰り広げてくれるのか、今からすごく楽しみです。「楽しみです」は良いんだけど、このラインナップ、2007年9月までお預け(←サイト内リンク(2006/12/08注:今はありません))らしいんですよね、いや大人の事情は分かるんですが、もうちょっと何とかならんかね。

ライナーには

String arrangement and Co-production by the Vicar

という文言が添えられていますが、DGMの日記にもよく顔を出しているこのVicarなる人物もしくはユニット名?、R.Frippの変名だと思っていたのですが如何なもんなんでしょう?

ーー

あとこのベストを聴いていて気付いた所としては「紅伝説」では曲順が逆になっていた「The Sheltering Sky」と「Discipline」でしたが今回のアルバムではオリジナル・アルバムの順序「The Sheltering Sky」→「Discipline」に戻っています。やっぱこの順序じゃないと。「紅伝説」時の「Discipline」→「The Sheltering Sky」という曲の流れは、オリジナル・アルバムを聞き込んできた身としますと、どうも腰が落ち着かなかったっていうか座りが悪かったっていうか。

やっぱり「ディシプリン・クリムゾン」期とVROOOM以降の曲とはアルバムを分けたかったんでしょうが、でもかたくなに「Three Of A Perfect Pair」からは正確には2曲しかベストとは認めなかったり、それでも曲が足りずにボーナス・トラックとして「Shoganai」から曲を持ってきてたりしてますが。

ライブ・サイドの1982-1984は「Absent Lovers」からが殆どとなっており、後は「Neal And Jack And Me」から2曲、「Live at Cap D'Adge」から1曲となっています。クリムゾンの大家「King Crimson Data Base」さんもブログに書かれているようにバンド名Disciplineの時期のアルバムや日本公演のアルバムからも取り上げて欲しかったかな。

もう一つのライブ・サイド1994-2003は「VROOOM VROOOM」や「Eyes Wide Open」、「Level Five」、「Shoganai」等からの収録。「One Time」と「FraKctured」は未発表音源からとなっています。

一通り聴きましたが、殆どの曲をすでに知っているベスト・アルバムと云う事もあり、これはこれでCDラックのお飾りになるかな。「Form No.1」だけはリッピングしてiTunesで聴きますがあとの曲は持ってるしなぁ。あれ、でもライブ・アルバムの方にも未発表曲があるんだっけ、ライブ・アルバムの方もリッピングしなきゃ。
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テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

tag : Crimson Fripp

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